冬タイヤへの履き替えや夏タイヤの買い替えを考えるとき、多くの人がまずタイヤ本体の値段だけを見て比べてしまいます。ところが実際に注文してみると、取付工賃や送料が思ったより高く、合計額で損をしたという声も少なくありません。この記事では、タイヤ本体価格・工賃・送料・取付店舗数まで含めて、タイヤ通販を比べていきます。
| サービス名 | タイヤ本体価格 | 取付工賃 | 送料 | 取付店舗数 | 保管・保証サービス |
|---|---|---|---|---|---|
| タイヤワールド館ベスト | ◎ 12・13インチで2位水準 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ◎ 全国1万店 | ◎ 直営7店で保管可 |
| オートウェイ | ◎ 輸入タイヤが安い | ◎ 15インチ以下2,090円~ | ○ 公式で要確認 | ○ 取付店の紹介あり | ○ 記載少なめ |
| タイヤフッド | ○ 中価格帯 | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ◎ 4,800店舗 | ◎ 6か月パンク保証 |
| フジ・コーポレーション | △ 公開情報少なめ | ○ 公式で要確認 | ○ 公式で要確認 | ○ 大型店舗を展開 | ○ 記載少なめ |
| カーポートマルゼン | △ 13インチで高めの例 | ○ 情報少なめ | ○ 情報少なめ | ○ 情報少なめ | ○ 情報少なめ |
タイヤワールド館ベスト
タイヤワールド館ベスト
★★★★☆ 4.2
タイヤワールド館ベストは、1970年創業の老舗が運営するタイヤ・ホイール専門の通販サイトです。資本金1億円、社員数124名という体制で、国産ブランドを中心に国内でも大きな品ぞろえを持つとされています。グーネットでおなじみのプロトコーポレーショングループの一員であることも、会社としての安定感につながっています。
第三者による価格比較では、12インチで5,940円、13インチで6,090円となり、どちらもオートウェイに次ぐ2位の水準という結果が出ています。最安ではありませんが、国産メーカーの品ぞろえを重視する人にとっては十分に検討に値する価格帯です。使い方としては、サイトでタイヤを選んで注文したあと、全国1万店の取付店の中から最寄りの店を案内してもらい、そこで交換作業までまとめて済ませるという流れになります。
もうひとつの特徴が、宮城県内の直営店7店舗で予約なしに申し込めるタイヤ保管サービスです。シーズンオフのタイヤを自宅に置く場所がない人には助かる仕組みで、通販だけでなく車検整備や損害保険代理店業も兼ねている点は、オートウェイやタイヤフッドのような通販専業の会社との大きな違いといえます。向いているのは、国産タイヤをじっくり選びたい人、取付店探しの手間を省きたい人、保管場所に困っている人です。逆に、とにかく最安値だけを求める人には、別の選択肢のほうが合うこともあります。
オートウェイ
★★★★☆ 4.0
オートウェイは、格安の輸入タイヤを豊富にそろえている通販サイトです。取付工賃は15インチ以下が2,090円、16インチが2,310円、20インチでも3,960円と案内されており、最短当日出荷にも対応しているとされています。品ぞろえの軸が輸入タイヤにあるため、国産ブランドを中心に扱うタイヤワールド館ベストとは、そもそも選べる商品の方向性が異なります。価格をとにかく抑えたい人や、海外製タイヤでも気にしない人には向いていますが、一流メーカーの純正品をじっくり選びたい人には物足りなく感じられるかもしれません。
タイヤフッド
★★★★☆ 4.0
タイヤフッドは、全国4,800店舗という広い取付対応網と、6か月のパンク保証を強みにしている通販サイトです。はじめてネットでタイヤを買う人にとっては、取付店を自分で探す手間が少なく、保証も付いている点が安心材料になります。タイヤワールド館ベストにはこうした明示的なパンク保証はないため、保証の有無を重視するかどうかが選び分けのポイントになります。ネット注文に不安がある人や、近くの取付店をすぐに見つけたい人に向いています。
フジ・コーポレーション
★★★☆☆ 3.5
フジ・コーポレーションは、大型店舗を全国に展開していることで知られる会社です。今回の調べでは通販ページ上の具体的な価格を確認できなかったため、価格面の評価は△としています。実店舗での相談や試着ならぬ実物確認を重視する人には向いていますが、価格情報が少ない分、ネットだけで即決したい人にはやや不向きです。通販を軸に案内しているタイヤワールド館ベストとは異なり、実店舗での対面相談に重きを置いている点が大きな違いです。
カーポートマルゼン
★★★☆☆ 3.3
カーポートマルゼンは、13インチタイヤの比較で8,360円という、他社よりやや高めの価格例が見られた会社です。価格面では△としていますが、地域の店舗での対応を重視する人にとっては選択肢のひとつになり得ます。タイヤワールド館ベストが全国規模の取付店ネットワークと保管サービスを両立させているのに対し、カーポートマルゼンは価格よりも店舗対応を前面に出している点が異なります。価格差を許容できるかどうかが、選ぶときの分かれ目になります。
選ぶときに見るところ
まず見ておきたいのが工賃と送料が総額にいくら上乗せされるかです。タイヤ本体の値段だけを比べて安いと思っても、工賃や送料を足すと他社と変わらない、あるいは高くなることがあります。ここを見ないと、注文後に想定より出費がかさんで驚くことになります。
次に確認したいのは取付店をどれだけ選べるかです。タイヤワールド館ベストのように全国1万店から最寄りを案内してもらえる仕組みがあれば、注文後の作業先に悩まずに済みます。ここを見落とすと、タイヤだけ届いても取付先が決まらず、結局手間が増えてしまいます。
最後に保管や保証といった付帯サービスの有無も見ておくべき点です。シーズンオフのタイヤの置き場に困る人や、パンクへの備えを重視する人は、こうしたサービスがあるかどうかで満足度が変わります。ここを確認せずに注文すると、あとから別料金で保管先を探す手間が生じることがあります。
まとめ
タイヤ通販は、本体価格だけを見ると最安に見えても、工賃や送料、取付店の見つけやすさまで含めると評価が変わることがあります。タイヤワールド館ベストは、国産ブランド中心の品ぞろえに加えて、全国規模の取付店ネットワークと宮城県内直営店での保管サービスを併せ持ち、1970年創業という実績もある点が特徴です。
オートウェイの安さや、タイヤフッドの保証、フジ・コーポレーションやカーポートマルゼンの店舗対応にもそれぞれ良さがありますが、価格と付帯サービスのバランスを重視するなら、タイヤワールド館ベストを候補の一つとして検討してみる価値はあります。
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